私の場合、食生活アドバイザーの資格を取得したことで意欲がかわれ、昇格にも有利でしたが、資格取得が待遇面に反映されるかどうかは職場次第です。ただ、流通業界でも飲食業界でも、食生活アドバイザーという資格の認知度はまだまだ高くなく、「この資格を持っているから絶対に就職に有利だ」とか、一目置かれるといったケースばかりではないのが現状です。

たしかに飲食関係に就職・転職するのであれば、食生活アドバイザーよりも栄養士や調理師の免許があったほうが有利でしょうし、経営実務の観点からいえば、簿記などの資格のほうが強みになるでしょう。でも、これはあくまで個人的な考えですが、食生活アドバイザーの資格を持っていると、食に関する仕事をしているかたにとって、メリットがあるように思います。

何より大きいのは、資格取得のための勉強を通し、専門的な知識を習得できることです。食中毒や食品表示の仕方など、意外とわかったつもりになっていて、実は間違えて覚えていることもあります。それに、食品を販売するにしても、自信を持って販売できるはず。

私の場合、食品表示についてなど、お客さまから質問されたときに、以前はしどろもどろで、「担当の者を呼んでまいりますので……」と、お客さまをお待たせし、社員のかたを引っ張ってくるのが常でした。このため、お客さまから質問されるのを極端に恐れていた時期もあります。でも、資格を取ったいまでは、しっかり説明できる自信もあるので、堂々としていられますし、接客態度にも余裕が出てきました。

知っているのと知らないのとでは、大違いです。自分自身のスキルアップのために、この資格を取得するのもよいかもしれませんね。



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